
- モノが多くて困っている
- 断捨離で失敗したくない
- HSPの人が断捨離で気をつけることが知りたい
皆さんは断捨離をしたことがありますか?
ミニマリストや断捨離がブームを超えて定着しつつある現代。物価高も相まって、モノを少なくしてミニマムに過ごすライフスタイルを過ごす人も多くなっています。
実際、繊細なHSPの人にとっても物を整理することにより、視覚から受ける刺激が少なくなったり、お金や将来の過剰な心配をしなくてすむ、自分の価値観が理解できる…などのメリットはあるでしょう。
しかし、間違ったやり方で断捨離をしてしまうと後悔してメンタルダウンしたり、少なくしすぎた反動でモノへの執着が強まり、以前よりモノが増えてしまうことも。
HSPである筆者も実際に断捨離をして「あれを捨てなければ良かったな…」と思う点も多々あります。その失敗の理由には、少なからずHSPの気質もあるのではないか…?と考えてこの記事を書いています。
というわけで、これから筆者の失敗談を踏まえて、HSPの人の断捨離のコツについて徹底解説していきます。ぜひ最後までご覧ください!
- HSPの人が断捨離で失敗しないコツ5選
- HSPの人が断捨離するメリット&デメリット
- HSPの筆者の失敗談
- 断捨離を進める6ステップ
新緑この記事を書いている私も、HSS型HSPです。
このブログでは、私の体験談も踏まえながらHSPの人が楽に生きられるような情報を発信中!
HSPについて、一緒に学んでいきましょう!
1.HSPの人が断捨離で失敗しないコツ5選


早速、本題のHSPの人が断捨離で失敗しないコツをご紹介します!
- 無理に捨てない
- 過去を認める
- まずは買わないから始める
- モノの定位置を決める
- 捨てる基準を決める
①無理に捨てない
断捨離を失敗しないコツ一つ目は「無理に捨てない」ということ。
極論、捨てなければ失敗にはなりません!
「モノが少なければ少ないほど良い」「少ない持ち物で気軽になれる」といったキャッチコピーが頭に残り、モノを捨てるのが正義!と思いながら断捨離を進めるのは非常に危険です。
HSPは自己肯定感が低い特徴があり、インフルエンサーや作家の言葉が頭に強く残り、自分の価値観と置き換わってしまうことがあるのです。
断捨離を進めていく中で、迷いなく捨てられるのは使った後のティッシュや期間が過ぎたチラシなど明らかなゴミだけではないでしょうか?
手放さずに残っているものは、あなたが必要だから残したモノのはずです。
もちろん、これから一切使わない、見ることはない、と自分自身で迷いなく決められるものは手放しても良いと思いますが、迷ったモノは手放すタイミングではないのかも?
少しでも迷ったら捨てずに「お悩みボックス」に入れておきましょう。
②過去を認める
断捨離を失敗しないコツ二つ目は「過去を認める」ということ。
部屋の整理を進めて、思い出のモノに触れていく中で過去の失敗や嫌な感情も蘇ってきますよね。
HSPの人はその感情が鮮明に思い出されると、その記憶に圧倒されてしまいすべてを捨てたくなってしまうことがあるのです。
そのような感情に支配されると冷静な判断ができなくなり、自分にとって必要な物まで捨ててしまう可能性があります。
そうならないためにも「過去を認める」こと。
一生懸命頑張って生きてきた自分を認めてあげながら、モノの整理を進めていきましょう。
しんどくなった時は無理に進めずに断捨離を中止するのも良いですね。
ダンボールや箱にそのまま放り込んでタンスの奥にしまい込んでください。
断捨離はメンタルがフラットな時に進めるのがベストです。(ハイテンションな時にも要注意です)
③まずは買わないから始める
断捨離を失敗しないコツ三つ目は「まずは買わないから始める」ということ。
断捨離と聞くと「捨てる」をイメージする人も多いと思いますが、実はヨガが起源の以下の3つの意味が含まれている言葉なのです。
- 断行(だんぎょう):入ってくる不要なモノを断つ
- 捨行(しゃぎょう):家にずっとある不要なモノを捨てる
- 離行(りぎょう):モノへの執着心をなくす
断捨離の目標は「モノへの執着をなくす」ことなので、何も無理矢理に捨てなくても良いのです。
なので、まずは入ってくるモノを少なくすること=不要な物を買わない、ということから始めてみましょう。
今あるモノを大切に使い込むことで、捨てるよりも多くのものを得られるかもしれません。
④モノの定位置を決める
断捨離を失敗しないコツ四つ目は「モノの定位置を決める」ということ。
家の中でモノが散乱していると、自分にとって何が必要か必要でないかが分かりづらくなります。また、置いてある場所が分からなくなり、間違って買い足してしまうこともあるでしょう。
断捨離というと「捨てる」を先行しがちですが、まずモノの住所を決めてあげると失敗しなくて済みますよ。
やり方としては、
- 衣類・紙類・化粧品・仕事用具・書籍・思い出の品…などカテゴリーごとに分ける
- 使う頻度によって置き場所を分ける
使う頻度が高いモノを手前に置き、季節の衣類など使う機会が決まっているモノは奥に締まっておきます。
最初から厳密にやるよりもまずはざっくりと置き場所を決め、やりながらより良い収納方法を考えていくのがオススメです。
モノを分けていく中で明らかなゴミや、ダブっているモノを処分するだけでもすっきりすると思いますよ!
⑤捨てる基準を決める
断捨離を失敗しないコツ五つ目は「捨てる基準を決める」ということ。
「それが分からないから迷ってるんだよ!」という方もいらっしゃいますよね…お気持ちわかります。
捨てる基準というのは人それぞれだと思いますが、私がオススメしたいのは「役割は終えたな」というモノを捨てるということ。
- 賞味期限切れの食べ物
- 壊れた生活用品
- 流行りの過ぎた衣類や小物
- 読み終わった書籍
- 興味がなくなった推し活グッズ
などは、もう役割を終えたと言えるでしょう。
「使わないモノ」以外は捨てようとオススメする方もいますが、「使わなくても在るだけで心が満たされるモノ」もあると思います。
焦って捨てずに、自分を向き合いながら捨てる基準を決めてくださいね!
2.HSPの人が断捨離するメリット&デメリット


続いては、HSPの人が断捨離するメリットとデメリットを紹介していきます!
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・頭がスッキリする ・自分の価値観が明確になる ・心に余裕ができる ・決断力がアップする ・必要な生活資金が分かり安心する | ・必要なモノまで捨てて後悔する ・モノからの情報量が多く、疲労が溜まる ・虚無感に襲われる |
①メリット
HSPの人が断捨離することによるメリットは5つあります。
モノが整理されたり、適切な分量になることによって「頭がスッキリ」します。HSPは情報処理が深いため、モノが散乱したり、整理されていない環境下はそれだけでストレスになってしまうのです。
また、モノを整理していく中で「自分の価値観が明確」になっていきます。断捨離は過去の自分と向き合い、今の自分に必要なことを探していく作業です。HSPは多くの情報量をインプットする性質のため価値観の迷子になりがちですが、過去に自分が集めたモノと向き合う中で、自分を見つめ価値観を明確にしていきます。
モノを整理して価値観が明確になると、少しずつ自信がついてきます。自分が自分でいて良いんだ…という安心感から「心に余裕」ができ、「決断力がアップ」します。
ある程度モノが整理されると、生活に必要なモノが意外に少ないということが分かるでしょう。そうすると「自分の生活に必要な資金が分かり、漫然とした不安が解消」されるHSPの人も多いはずです。
②デメリット
HSPの人が断捨離することによるデメリットは3つあります。
まずは「必要なモノまで捨て過ぎて後悔」すること。モノの整理を進めていくうちに、あまりのモノの多さに嫌気がさす人も多いでしょう。特にHSPの人は、多くの情報量に圧倒され、その場から逃げたくなってしまうかもしれません。
その逃避行動として「捨てる」ことを選択してしまうと、必要なモノを失ってしまいかねません。断捨離は疲れたら無理せずに休みましょう。すぐに捨てなくても死にはしないので…。
次に「モノからの情報量が多く、疲労が溜まる」こともデメリットの一つです。モノと向き合うことは、過去の自分と向き合う作業です。普通の人でも非常に疲れますし、敏感なHSPはどっと疲れてしまいます。
無理をすると体調を崩したり、判断力が落ちて必要なモノまで捨ててしまいかねません。断捨離はゆっくりと進めましょう。
最後は「虚無感に襲われる」です。これは疲労感とは逆に「捨てハイ」と呼ばれるような状況の後に起こりがちなことと言われています。断捨離を進めるとモノがなくなってスッキリすることに快感を覚えてしまい、どんどん捨てたい気持ちになることがあります。捨てることが目的になり、いざ断捨離が終わってモノが何もない部屋になって我にかえり、虚無感に襲われる「断捨離うつ」という症状になることもあるようです。
断捨離は生涯をかけて行うものと割り切り、気分の波が少ない時に落ち着いて進めましょう。
3.HSPの筆者の失敗談「1年半越しの後悔」


続いて、この記事を書くきっかけになった、筆者の失敗談を語っていきたいと思います。



私は断捨離をして、1年半後に急に後悔が来ました。
私はモノを収集したり、アーカイブするのが好きで、学生時代のモノも比較的残しておいていたタイプでした。
ただ、お金の管理をしっかりしようというタイミングとミニマリストの本やYouTubeを観て影響を受けたタイミングが重なり、「断捨離しなければ!」という強い思いに駆られて始めました。
当時、自分が何もできていないと思い込み、モノを捨てることで何かを達成できるような気持ちになっていたのだと思います。
その時の日記には「聖域なき断捨離」と書かれており、捨てることが目標になるという誤った進め方をしていたのです。衣類や書籍、もう読まないだろうと昔の日記なども捨てました。
それでも、断捨離をしてスッキリ感やお金周りの心配はなくなったことで満足できていました。
ただ、断捨離から1年半後に自分の中でメンタルが少し下がった時に、過去の日記を捨ててしまったことに対する後悔の念が浮かんできたのです。
その時分かったことは、人間は現在にいますが、過去や未来を行き来しながら生きているということ。断捨離に燃えていた時期は未来志向で、後悔の念が出てきたのは過去志向の時期だということです。
もちろん、人間は前を向いて生きるしかないのですが、過去や未来を行き来しているんだなと実感しました。
私は「今いらないものは捨てる」という基準で捨てましたが、「使わないモノでも在るだけで自分を形成しているモノ」も存在するということです。
私の場合は日記でしたが、皆さんも断捨離は慎重に進めてくださいね。
4.断捨離を行うステップ


最後に、私がオススメする断捨離のステップをご紹介します。
- 片付ける場所を決めスペースを確保する
- 決めた場所にあるものをスペースに全て広げる
- 広げたものを「必要」「不要」「保留」に分ける
- 「必要」なものをジャンル分けして収納する
- 「不要」なものを処分する
- 「保留」をどうするか考える
まず自宅の中をエリア分けします。キッチン、リビングなど部屋単位でも良いですが、オススメは、夏物の衣類や引き出し一段といった細かいところから始めることです。
片付ける場所にあるものを、確保しておいたスペースに全て広げます。これは、モノがどのくらいあるか全体量を把握するためです。
広げたものを見ながら、モノをざっくりと「必要」「不要」「保留」に分けていきます。
判断基準は人それぞれですが、私の場合は普段使うものは「必要」に。壊れたり汚れている、また数年使っていないモノは「不要」に。それ以外は「保留」に分けておきました。
分別後はまず「必要」なモノを収納していきます。ジャンルは「頻度」で分けると分かりやすいと思いますよ。引き出しやすい場所にはよく使うモノ、使う機会が少ないモノは奥まった場所にまとめて入れておきます。
続いて不要なモノを処分していきます。処分の方法は以下の通りです。
- 地域のルールに従ってゴミとして出す
- 不用品回収の業者に依頼する
- フリマアプリ・リサイクルショップを利用する
- 家族や親しい友人に引き渡す
処分が面倒くさかったり、フリマアプリで売れなくて結局家に置いてしまう人も多いと思います。処分は期限を決め、決断できたら早めに家から出したほうが良いでしょう。
「保留」のモノを時期を決めて確認しましょう。半年〜1年期間を置き、最初のステップのようにスペースに広げて確認します。もちろん、その前に必要と思えば取り出して使えば良いですし、必要な人がいれば譲っても良いでしょう。ただ、私の失敗談にも挙げたように「使わなくても在るだけで自分に存在価値があるモノ」もあります。迷った時は無理に捨てなくても良いのです。
まとめ
ここまで、HSPの人が断捨離で失敗しないコツと断捨離するメリット&デメリット、HSPの筆者の失敗談を踏まえて断捨離を進める6ステップをご紹介してきました。
HSPの人は「優先順位」を決めるのが大切と言われることが多いと思いますが、断捨離をすることにより自分を見つめることができ、自分の価値観が少しずつ見えてきます。
ただ、その時の感情によってはデメリットもあることも事実です。
自分と向き合いながらじっくりと断捨離を進めて、豊かな生活をお過ごしください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。








